一心寺の歩み(2) 阪神淡路大震災での支援
- taizenyasumori
- 2020年9月19日
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平成7年1月17日発生した阪神淡路大震災では、多くの方々が犠牲になられました。岡山でも激しく揺れました。中島法尼も飛び起き、兵庫県の信徒の方々にすぐお電話をしました。1人目の信徒の方の安否を確認し、2人目にかけた時にはもう繋がらない状態になっていました。

ヘリコプターに2千個のおむすびを積んで被災地に届ける予定が、自衛隊のヘリコプターしか飛べないという事になり、すぐにバイク2台を手配し、弟子2人を被災地まで走らせ、信徒の安否確認と、バイクに載せられるだけのおにぎりを持って行きました。道路が混み、自動車では走れないと思い準備を進める中、案の定、一般車は通行禁止になり通行不可能になりましたが、信徒で警察官の力添えもあり通行許可証がもらえました。
信徒の方は有難い事に皆無事でした。その後も計4回、3トン車を始め、7台の車を連ね、物資や食べ物を届ける度に信徒の方が手足となりました。その様子を中島法尼は、昭和21年の空襲の時を思わせるような惨事だったと言います。
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